8月20日〜8月27日にかけて株式会社Ensirsosの主催のもと、高校生〜大学生を対象としたシリコンバレーバレーツアーが行われました。本ツアーはシリコンバレーに拠点を置く企業や大学、研究所及びそこで働く人を訪れてお話をお伺いし、シリコンバレーでの働き方やスタートアップの起業環境などを知ることで、自分の人生によって働くとはどういうことなのか、自分の好きなことをして働くということは一体どういうことなのか等について考える機会を得ることを目的としております。若い世代の人にとって今後の人生を見渡す視座を得る一助になればとの思いから開催しているものです。<弊社編集担当>
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シリコンバレーツアーは大学2回生の私にとって、仕事についてポジティブなイメージを持つきっかけを与えてくれた。
高校の時に個人塾で古文を教えていただいた弊社代表の田中あゆみ先生にシリコンバレーツアーに誘われた。「絶対に楽しいから!」と言う先生の言葉は、大学生として何か特別なことに触れたい、外国に行ってみたいという思いを抱かせた。
シリコンバレーツアーは5日間に渡り、1日目から4日目までは、現地で働いている日本の方、日本以外の国から来た方に話を聞いた。貴重なお時間を割いてお話をしてくださった方々に感謝する。
1日目、Intelの自動運転部門で働く方にお会いした。
自動運転車が普及すれば、位置情報だけでなく寄るお店の嗜好がわかり、ニーズに合う広告を自動車に表示できる。そうなれば自動車代金は企業の広告料で賄われ、消費者は無料で自動車を手に入れられる、もしくは無料で自動車に乗ることができるかもしれない。自動運転は安全であるということしか知らなかった私にとって、この考えには目から鱗が落ちた。また、自由な働き方が普及しているアメリカで仕事が効率的に回っているのかは疑問であり、その点について質問が出た。日本では、もしある人が居なくても仕事が回るならば、その人は不要であると考えることが多い。しかしアメリカでは、ある人がいなくなれば仕事が回らないというボトルネックを生まないのがマネージメントの力であり、一人の遅れで仕事に支障がでるようではマネージメントのミスだという。不要な肩の力を抜いて仕事ができる、シリコンバレーはそういう環境だった。
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